成果に応じた変動賞与制度の設計および導入を支援させて頂きました。変動賞与制度の設計に際しては、等級制度や人事評価の仕組みと運用状況なども踏まえた上で、頑張った社員に適切に報いることでさらなるモチベーションアップに繋げることを念頭に、一方で期待値に届かなかった社員には、次へ向けて頑張ってもらうための課題が明確になり、意欲が持続するように留意して進めました。これらのポイントは、経営陣との議論や書類の精査だけでは見誤るリスクがあるため、社員５~６名をひとつのグループとしたグループセッションを通じて、生の声を直接収集し、慎重を期し設計を最終化しました。

人事評価により賞与の支給格差が生じるということは、人事評価の公平性や納得感の向上が極めて重要になります。金銭的な報酬、昇進・昇格、人事評価を中心とした人材マネジメントにおいて制度設計はスタート地点であり、その後の良質な運用をいかに維持できるかが、健全な人材マネジメントを実現できるか否かのポイントであり、こうした人材マネジメントに関するアドバイザリー顧問としても、引き続き支援を継続させて頂いております。